サプリメントを毎日の生活に取り入れようと思っても、「種類が多くて違いが分からない」「自分にはどのようなものが合うのだろう」と感じたことはありませんか。店頭や通販では、ビタミンやミネラル、アミノ酸など、さまざまな商品が販売されています。しかし、名称だけでは違いが分かりにくく、どのような特徴があるのか迷う人も少なくありません。
この記事では、代表的な種類をはじめ、それぞれの特徴や違いについて分かりやすく解説します。
サプリメントにはどんな種類がある?
サプリメントは、含まれている栄養素や成分に注目すると、いくつかの種類に分けて考えられます。それぞれ特徴が異なるため、まずはどのような種類があるのかを知ることが大切です。なお、いずれも商品によって含まれる成分の種類や組み合わせは異なるので、配合内容を確認しながら選ぶようにしましょう。
ビタミン系
ビタミン系は、ビタミンCやビタミンB群、ビタミンD、ビタミンEなどを配合したものです。ビタミンは、種類によって体内での役割が異なります。
ビタミンB群は、エネルギー産生に関わる栄養素として知られています。そのほかのビタミンも体のさまざまな機能を保つうえで必要とされています。食生活によっては不足が気になる場合もあり、栄養補給の選択肢として利用されることがあります。
ミネラル系
ミネラル系は、カルシウムや鉄、亜鉛、マグネシウムなどを含みます。ミネラルは、種類によって異なる役割を持つ栄養素です。例えば、カルシウムは骨や歯の形成に、鉄は酸素の運搬に関わるなど、体のさまざまな働きを支えています。食生活によっては不足が気になることもあり、栄養補給の選択肢として利用されることがあります。
アミノ酸・たんぱく質系
アミノ酸やたんぱく質を配合した商品も代表的な種類の一つです。アミノ酸はたんぱく質を構成する成分であり、食事からも摂取できます。たんぱく質は筋肉や皮膚、髪など体を構成する材料となる栄養素であり、アミノ酸はそのもとになる成分です。また、たんぱく質を補給する目的でプロテインが利用されることもあります。
ハーブ・植物由来系
植物由来の原材料を配合した商品もあります。ウコンやノコギリヤシ、イチョウ葉など、さまざまな植物由来成分が利用されています。植物ごとに含まれる成分や特徴はさまざまであり、健康や美容への関心から選ばれることがあります。購入前は原材料表示も確認し、どのような植物由来原料が使用されているかを把握しておきましょう。
そのほかの成分
近年は、ほかにもさまざまな成分を配合した商品が販売されています。乳酸菌やDHA・EPA、グルコサミン、コエンザイムQ10、NMNなどが代表例です。これらはそれぞれ特徴が異なり、健康や美容への関心を背景に注目されています。
気になる成分を見つけた際は、どのような特徴があり、どの程度研究が進んでいるのかを調べたうえで検討することが大切です。
単体タイプと複数成分タイプがある
サプリメントは、配合されている成分の数によっても分けて考えられます。一つの成分を中心に配合した単体タイプがある一方、複数のビタミンやミネラルなどを組み合わせた商品もあります。
単体タイプは、取り入れたい成分を把握しやすいことが特徴です。複数成分タイプは、一つの商品にさまざまな成分が含まれています。ただし、配合されている成分数が多いほど自分に合うとは限りません。どのような成分が含まれているかを確認し、自分が取り入れたいものと照らし合わせて考えましょう。

種類を知ると商品を比較しやすくなる
サプリメントの種類を知っておくと、商品名やパッケージを見たときに、どのような成分を中心とした商品なのかを把握しやすくなります。
例えば、「ビタミン系」「ミネラル系」「植物由来系」といった大まかな分類が分かれば、数多くある商品の中から、確認したいものを絞り込みやすくなるでしょう。その後は、配合成分や原材料表示を確認しながら、自分に合った商品かどうかを比較することが重要です。
種類だけで選ばないことも大切
サプリメントの種類を知ることは大切ですが、それだけで商品を選ぶことはおすすめできません。ここでは、商品を比較する際に意識したいポイントを紹介します。
同じ種類でも内容は異なる
同じ種類に分類されるサプリメントでも、配合されている成分や組み合わせ、量などは異なります。また、複数の種類に当たる成分を組み合わせた商品もあります。そのため、「ビタミン系だから同じ」「ハーブ系だから同じ」と考えず、種類は大まかな分類として捉え、実際の配合内容や原材料を見ながら比較するようにしましょう。
目的に合わせて種類を考える
商品を選ぶ際は、「人気だから」「よく見かけるから」という理由だけで決めるのではなく、自分がどのような栄養素や成分を取り入れたいのかを考えることが求められます。食生活や生活環境は人によって異なります。普段の食事内容を振り返りながら、自分にとってどのような種類が合っているかを整理すると、比較しやすくなるでしょう。
サプリメント選びでは、配合成分や表示内容も確認しながら、自分に合ったものかを考えることが大切です。
複数の商品を利用する場合は内容を確認する
複数の商品を利用する場合は、同じ栄養素や成分が重複することがあります。例えば、マルチビタミンと単体のビタミン商品を組み合わせると、同じ成分を重ねて取り入れる場合もあります。また、異なる種類の商品であっても、一部の栄養素や成分が共通して配合されていることもあるでしょう。
新しく商品を追加する際は、配合されている内容を見比べながら、現在利用しているものと重複していないかを確認しておきましょう。
判断に迷う場合は専門家へ相談する
サプリメントの種類の違いや特徴が分からない場合は、まず商品の表示や成分に関する情報を確認してみましょう。
一方、持病がある人や医薬品を服用している人、妊娠中・授乳中の人など、自身の健康状態や利用してよいか判断に迷う場合は、医師や薬剤師へ相談することが重要です。
関連記事:自分に合うサプリメントの選び方とは?初めてでも迷わないポイントを解説
まとめ
商品には、ビタミン系やミネラル系、アミノ酸・たんぱく質系、ハーブ・植物由来系など、さまざまな種類があります。また、乳酸菌やNMNなど、近年注目されている成分を配合したものも販売されています。
それぞれ特徴は異なりますが、種類だけで商品の良し悪しを判断できるものではありません。配合成分や原材料表示も確認しながら、自分の目的や食生活に合ったものを検討することが大切です。
利用に不安がある場合や、健康状態との兼ね合いに不安がある場合は、医師や薬剤師へ相談しながら、自分に合った取り入れ方を考えましょう。